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ホームページで集客できるのか?知らないと損するWeb集客戦略とは

ホームページを一生懸命作ったはいいけれど、一向に集客できる気配がない…… そうなると、本当にホームページで集客できるのか心配になってきますよね?

「もしかしたら、やり方が間違ってるんじゃ?」と考えて、ペルソナとかターゲットとか何度も考え直したけど、何も変わらない。

今回はそんなあなたに向けて、これを知らないと集客できるものもできなくなる、Web集客においてとても大事なことをお伝えしていきます。

ホームページ単体での集客は無理がある

いきなり核心ですが、そもそもホームページというのは集客には向いていません。

現在のWeb集客では、見込み客の抱えている問題を解決できる情報をより多く提供していくことが重要になります。

そしてそのためには、コンテンツの質だけでなく量も大切になってきます。

しかしホームページは、その役割や構造上の理由からコンテンツ(ページ)を増やしにくいメディアです。

「ホームページには目的(ゴール)が必要」ということが言われますが、ビジネスに活用するホームページの目的とは、そのほとんどが注文やお問い合わせ、資料請求などのユーザーによるアクションです。

つまり、ユーザーにサイト内のコンテンツを見てもらい、最終的にメールフォームなどへ誘導する仕掛けが必要になるわけです。

そんなところにあれもこれもとページを追加したらどうなるでしょう? ユーザーはきっとゴールまでたどり着くことができなくなりますよね。

実は「ホームページは集客するもの」という思い込みが、どんどん成功を遠ざけているというわけです。

ホームページは集客するためのメディアではなく、ユーザーにアクションを起こさせるもの、つまり購入やお問い合わせなどのコンバージョンを得るためのメディアなのです。

そのため、いくら目的やペルソナを明確にしたところで、ホームページを公開しただけでは集客なんてできないわけです。

ここで言う「ホームページ」とは、トップページと複数の下層ページからなる一般的なWebサイトのことです。ブログは含みません。

ブログやSNSで集客し、ホームページへ誘導する

それではどうやって集客すればいいのか? という話ですが、そこで重要になってくるのがブログとSNSです。

ブログはいろいろな情報を日付やカテゴリーで管理し、展開していくことに向いているメディアです。

そのためブログ内で関連のある記事同士をリンクさせることで、ユーザーにとって有益な情報を効率的に伝えることができます。

つまり見込み客の問題を解決するための情報をいろいろな角度から発信し、検索エンジン経由でユーザーに訪れてもらうにはもってこいのメディアを言えるわけです。

そしてSNSは、鮮度の高い情報をスピーディーに発信することに向いているメディアです。

公式サイトでの発表に先駆けてSNSで知る、なんてことも昨今では珍しいことではありませんよね。

またSNSと他のメディアとのもっとも大きな違いは、他のメディアが一方通行の情報発信であるのに対し、SNSでは双方向のコミュニケーションが可能であるということです。

つまり見込み客との交流を通し、単なる売り手と買い手というような関係を越えた関係構築が可能になってくるというわけです。

これらブログやSNSの特性を活かして集客し、好意や親近感を持ってくれたユーザーをホームページへ誘導する、というのが基本の形です。

それぞれのメディアの役割を理解していないと、「ホームページで集客するには?」とか「SNSで売るには?」というような無理のある戦略を考えてしまうことになります。

まとめ

Webで商品・サービスを売るには、集客と販促が不可欠です。

このどちらが欠けてもうまく機能しませんし、そのためにはホームページやブログ、SNSなど各メディアの性質に合わせて運用することが重要になります。

そこがクリアになっていれば、どこから優先してSEO対策していくか、ブログやSNSでどんな情報を発信していくかなどのWeb運用の方向性も自ずと見えてきます。