いざブログを書こうと思っても、何をどう書けばいいのか分からず捗らない…… という人も少なくないと思います。
また自分なりに書いてはみたものの、読者の反応も検索エンジンの評価もイマイチということもあるでしょう。
今回は、そんな人でもサクサクとブログが書けるようになる「PREP法」についてお伝えしていきます。
PREP法とは?
PREP法とは、誰でも分かりやすく説得力のある文章が書けるようになる「文章の型」のようなものです。
「PREP」とは以下の4つの頭文字を取ったもので、この順番通りに文章を運ぶことで、ブログ読者のニーズにフィットした記事が書けるようになります。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
PREP法ではまず結論を先に伝え、その後になぜそう考えるのかという理由や根拠を提示します。
そして理由・根拠を裏付ける具体例を挙げ、最後に再び結論を述べてまとめる、というような流れです。
PREP法がブログにおすすめの理由
PREP法がなぜブログ記事を書くのに向いているかと言えば、その文章の運び方がブログ読者のニーズにマッチしているからです。
ブログ読者の多くは検索エンジンを経由して記事にたどり着くわけですが、検索エンジンを利用する人には必ず、何か知りたいことがあります。
PREP法で書いた文章はその答えとなる結論が最初に書かれているため、読者は余計なストレスを感じることなく、ニーズを満たすことができるのです。
そして読者(=検索エンジンユーザー)のニーズを満たすことは、検索エンジンからのブログ全体の評価を高めることにもつながります。
そうなればSEOにおいても有利となり、個々のブログ記事が、より上位に表示されやすくなるというわけです。
PREP法でのブログ記事の書き方
それでは次に、PREP法を活用したブログ記事の書き方を順を追ってみていきましょう。
結論(Point)
まずはじめに、この記事で言いたいことを端的に伝えます。
「検索エンジンからこの記事を訪れた人は何を知りたいのか?」を意識すると、ここで書くべきことが整理しやすくなるでしょう。
- 結論(Point)【1】の例
- Webマーケティングでは、ストーリーテリングがとても重要な役割を担います。
理由(Reason)
次に、なぜそう考えるのか、理由や根拠となるものを提示します。
- 理由(Reason)の例
- なぜなら人間は感情で意思決定をするため、ユーザーの感情に訴求できるストーリーテリングは人間の性質にフィットした手法だと言えるからです。
具体例(Example)
理由や根拠を裏付ける具体的例やデータ、手順などを挙げていきます。
- 具体例(Example)の例
- ストーリーテリングは「世界でもっとも売れた本」としてギネスに登録されている聖書にも活用されています。
結論(Point)
最後にもう一度、この記事で言いたいことを伝えて文章を結びます。
補足やワンポイントアドバイス的なことを加えてもいいでしょう。
- 結論(Point)【2】の例
- ストーリーテリングという手法を使いこなせれば、Webマーケティングにおいて強い味方になってくれるでしょう。
書けば書くほどメリットを実感するはず
以上、ブログ記事を書くのにおすすめなPREP法のついてでした。
文章の型が決まっていると、もしかしたらはじめは窮屈に感じるかもしれません。
でもきっと、書けば書くほどメリットを実感できるはずです。
また書き方を固定しておくと、積み重ねるうちに執筆に掛かる時間も短縮できるので、その点でもおすすめです。